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2008年10月30日

experimental complete

先週末にATTICで行われた"experimental vol.01"は満員御礼で終了しました。
会場に来て頂いた方々、そして出演者及び運営サイドの方々にお礼申し上げます。
出演アーティスト達の素晴らしい実験的なライブと映像は素晴らしかったです。

1部のデスカッションも普段聞く事の出来ない様々な角度からの音楽談義で、
2部は塚原さんの生テノリオン、向井山さんの8ch立体音響でのライブ、shin takaiの
Skypeを通じてのインターネットライブ、ko Ashidaのアンビエトライブと続き
自分のライブでは北アイルランドで行ったサウンドスケープのライブパフォーマンス
を行いました。中盤のshin takaiとのセッションパートに使った僕の謎の楽器ですが、
あれはセンサー類とmax/mspを組み合わせて光や物、色を解析して音を出す自作楽器です。
映像面では初VJとなるTamasの児玉君、オーガナイザーでもあるBeatimageの石田さん
、Junya Konnoさんの2D展示など、どこをとっても非常にクオリティーの高い実験的な
イベントになりました。

"photo by Joe"
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2008年10月24日

experimental vol.01

帰国早々ライブの告知です。
明日10/25(土)にATTICで夜7時から実験音楽&映像イベント"experimental"
開催されます。今回僕は北アイルランドで行ったライブのニューバージョンで行います。
他の出演者もとても素晴らしいメンバーばかりなので来る価値は充分にあると思います。
2部構成になっていて1部は夜7時から実験音楽の裏側を探るべくトークセッションで
普段聞く事の出来ない音楽の興味深い内容になると思います。
そして夜8時30分から2部のライブへと流れて行きます。

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experimental vol.01
10/25(sat)@ATTIC (札幌市中央区南3条西6丁目 長栄ビル4F)
tel & fax : 011-676-6886
admission : \800 (1 drink advance)

19:00 - panel discussion
20:30 - sound & visual performance

[sound performance ]
Chiharu MUKAIYAMA
Junichi OGURO
Ko ASHIDA
Shin TAKAI
Yoshihiro TSUKAHARA

[visual performance]
beatimage(Katsuya ISHIDA)
Junjiro KODAMA
Junya KONNO

2008年10月23日

departure

パリでは出発ギリギリまでLe pivotのスタジオにて別れ惜しくズブロッカで
乾杯しその後トランジットの為ソウルで1泊して向こうの友人と焼肉を食べ、
先程千歳空港で予想通りスーツケースを全て調べられて無事帰国しました(笑)

9月の初めに出発して、札幌ーソウルーパリーベルファストー
ベルリンーベルファストーパリーソウルー札幌と1ヶ月半程の間に各都市を
周って多くの素晴らしい人達と出会えた事が掛替えのない財産で本当に良い
経験をしました。そして多くの方々にお世話になりまして感謝しています。
作品製作は勿論なのですが語学力が大幅にアップしたのも今回の大きな収穫でした。
これからベルファストでレジデンス製作した作品の映像編集作業等をして
まとめていきますので、近いうちにその成果の発表等をしたいと思っています。

早速告知として今週末の25(土)夜に札幌のATTICでカッティングエッジな
実験音楽と映像のイベント"experimental vol.01"が開催されてそこで
トーク&ライブパフォーマンスを行います。詳細告知はまた後程します。

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2008年10月20日

relax Paris

旅の最後にパリでようやくリラックスして楽しんでいます。
ここ数日快晴で週末は畠井夫妻と美味しい料理屋で夕食。
イギリス圏の食事はダイエットに適していますが(笑)、パリでは
それが難しそうです。ベトナム、韓国、北アフリカ料理のどれもが
とても美味しかったです。これからソウルで1泊して札幌に戻ります。

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2008年10月19日

midnight Paris

真夜中にパリのホテルへ到着。
それはCDG空港の混雑さと空港を抜けるときに怪しい人間(笑)だというマークを
されて厳しい荷物チェックを受けてしまったためで、しかしそこは笑顔で対応。

今回、北アイルランドをパリ経由で行った理由は海外仕事の数々をご一緒させて
もらっているパリのデザインスタジオ"Le pivot"の畠井さんに会う為で、真夜中の
カフェで再会し祝杯する事ができました。2年前にパリのあるイベントで
出会ってからの縁で、それからSONY playstation3や北京オリンピックadidasなど
数々のプロジェクトの音楽製作で関わらせてもらいまして、今年も音楽製作で関わって
いた新作が11月からのonedotzeroにもエントリーされてロンドンなど世界各地で
上映される事が決まりました。
同氏の穏やかかつ鋭くパリで長い間仕事を進めているスタイルは学ぶべき点だらけです。


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2008年10月17日

belfast-souvenir

Berlinから1日だけキーボーの個展初日の為にBelfastに戻ってきました。
やはりここは寒いですがとても良い街だと実感しました。
パブ帰りに路上で偶然ギネスのグラスを拾いました(笑)
みんなが「ベルファストのスーベニア(贈り物)だね」と。これからパリへ向かいます。

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2008年10月16日

Berlinという街

6日間の滞在期間でしたが中身の濃い日々でした。
しかし滞在日数が短すぎたので次回はもう少しゆっくり時間を作って
来ようと思っています。そして泊めてくれたShingo君ありがとう!

ベルリンという街はどこかカオスを常に持った街でそれが大きな魅力に
なっているのですが、ここ数年で新たなフェーズに入っている感触をとても
感じました。街自体は落書きやグラフィティーが消されて奇麗になってたり
徐々に物価が上昇したりと新たな変貌を遂げようとしています。
U-2のEberswalderにある丘は2年前に住んでいた時もよく登っていた所で、
そこのブランコから眺める街の景色はとても印象的でした。その丘からは今回も
以前と変わらないベルリンの風景が広がっていて何かほっとさせてくれました。

数日でしたが映像プロダクション会社に訪れたり、サウンドアーティストや
DJと会い、Noiseコンサートを見たり、DJをしたり、豚丼を食べたり、朝まで
濃い話をしたり。その全てがベルリンの魅力になって僕の記憶に刻まれます。

明日はキーボーの個展初日なので北アイルランドのベルファストに1日だけ戻って
彼の渾身の作品とパフォーマンスを見て、次の日にパリへ向かいます。

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2008年10月14日

berlin DJ

ベルリンは以前よりかなり奇麗になってる印象ですが、
やはりとても落ち着く街です。友人宅でゆっくりしていますが、
昼夜色々な人達と会ったりしていて充実した毎日を過ごしています。
そして明日の14日(火)夜はSanatorium23でDJをします。
PM9時頃から始まります。

"Sanatorium23"
Frankfurter Allee 23
10247 Berlin

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2008年10月12日

berlin again

Berlinの空港に到着。
この独特の空気感は正にBerlinです。

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2008年10月10日

thank you Belfast!

知らない土地に足を運び、知らない人達に出会うのが、僕は本当に好きです。
今日でベルファストも最終日、あっという間に1ヶ月間が過ぎようとしています。

今回は北アイルランドのDASに招聘されてカレント レジデンスとしてベルファスト
で作品制作を行ってきましたが、その期間に出会ったここに住んでいる人達との
交流は言葉では言い表せない程充実して素晴らしいものでした。
「またベルファストに戻ってこいよ」という何気ない言葉がとても嬉しかったり
して、僕もまた訪れたいと思っています。

明日からは楽しみにしていたベルリンで、2年前に数ヶ月間住んだ思い出の場所です。
2年前とは明らかに変わっている今の自分の状況を色々な人達にとても感謝しています。
Thank you Belfast!

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2008年10月08日

PING PONG

昨夜はPING-PONG Nightという卓球とDJを組み合わせたイベントに行ってきました。
卓球日本の底力はここで程よく発揮されました。
ベルファストでは常にフェスティバルやエキシビジョンが行われていて
今一緒に住んでるスチュワートはベルファスト フェスティバルという首都でもっとも
大きなイベントのオーガナイザー。リチャードはDASのディレクターをしながら、
クラブイベントのオーガナイズもこなしています。昨夜行ってきたのが"OSCILLATIONS"
いう2週間に渡って行われているフェスティバル内のPING-PONG Nightで
リチャードが企画したイベントでした。

このOSCILLATIONSは毎日MUSIC,FILM,WORKSHOPなど様々なジャンルのプログラムが
行われていて、運営方法や色々な見せ方などとても参考になります。30万人都市でこれだけ
の規模のフェスが幾つも点在すると、本当に年中街のどこかでフェスティバルが開催されて
いる感じです。色々見ているとお互い点在しているのではなく、本当に横のネットワークの
強さを感じます。

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2008年10月07日

Giant's Causeway

早いものでベルファスト滞在も残り1週間を切り、まだ訪れていなかった
北アイルランドの世界遺産Giant's Causeway(ジャイアンツコーズウェイ)に行きました。
予想通り朝方終了したDJ後少し仮眠をしたためギリギリに目が覚めてしまい早朝の
メインストリートを軽い二日酔いのまま20分程走る(走るのは10年振り!)というウルトラC
難度をこなして、なんとか出発直前にみんなと集合場所で合流する事が出来ました。
それにしても晴れ男っぷりが炸裂しています。この日も見事な快晴でした。

このジャイアンツコーズウェイは世界の七不思議にも出てくる場所で海岸に
六角形の石柱が4万個程並んでおり、全て溶岩等の自然によって作られた奇岩で
このロケーションが世界遺産に登録されています。名前の由来も"巨人の土手道"という
古代ケルト人の巨人伝説から来ていて、まさに不思議に満ちた場所です。
ベルファストからはツアーバスで1時間半程で到着する事が出来ます。
ここに立ち寄る前に近くの島と島を繋ぐ名物の吊り橋も渡りましたが、落ちたら
完全アウトのスリル満点な場所なのですが、そこからの景色は素晴らしいものでした。
それにしてもアイルランドの景色のコントラストは本当に美しいです。


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2008年10月06日

Great Day

素晴らしい一日でした。
Placeでのサウンドスケープ ライブと船上DJはどちらも沢山の方に足を運んでもらいました。
まずは午後に行ったライブはMAX/MSPやArduino等様々なソフトやセンサーを使い
この1ヶ月間ベルファスト市内でフィールドレコーディングした音を使いながら
アンビエントサウンドを作り出して、その場の空間をセンサーやカメラ等で抽象的な映像に
変換しプロジェクターで出力、音と映像のアトモスフィアを表現しました。
お婆ちゃんまでも見てくれて終わった後に色々と感想を言ってもらえたのが嬉しかったです。

夜中の船上DJはLagan Boatという停泊している船の空間をクラブにして開催されたイベント
でした。こちらはメインでDJをやらせてもらったのですが、お客の音楽の許容範囲が広いので
ミニマルだけではなく色々とジャンルを超えた展開でハードに鳴らしフロアーも大盛り上がり
で終える事ができました。
アイルランド音楽が持つ独特のグルーブ感がどこから来るのかというのが、フロアーで
ガンガン踊っているお客の反応を観て少し解った気がします。

イベント後もみんなで朝まで飲みましたが、僕だけ早朝のバスセンターに集合して世界遺産の
ジャイアンツ コーズウェイへ行くツアーに参加する事になっていたので、その場を離れるので
すが、そこからがまた長い一日の始まりでした(笑)

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2008年10月04日

Flyer

上が船上DJ、下がサウンドスケープ-ライブのフライヤーです。

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2008年10月03日

hot-Irish whiskey

風邪の具合が良くなったのはキーボーの薬とフラットに住んでるロニが
作ってくれたホットウィスキーのお陰です。これが本当に美味しい!

<レシピ>アイリッシュウイスキー:1対お湯:1で割ってレモンの輪切りとClove
数個入れて完成、とても簡単です。とにかく体があったまるし、喉にとても
良くこっちで風邪を引いた時にこれを飲んで直すらしいです。みんなハーブや
香辛料の効能をほんと良く知ってます。スローチェ!

今週土曜のライブ準備中。
そして、その夜に開催される船上パーティーでもDJをやる事になりました。

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