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2008年09月30日

castle and CaveHills

今週に入りベルファストも徐々に寒くなり雨も多くなってきました。先週末は
金曜夜の地元同世代のホームパーティーにお呼ばれした後に見事に風邪をひき
、土曜は丸一日休養。日曜は復活してブレンダン夫妻とベルファスト城&山登りへ、
てっきりイージーな事だと思っていたのが大間違いでかなりのハードさでした。
CAVE HILLS「洞窟の丘」という名前ですが、明らかに山です。
しかし、こっちの人にとっては別段なんともない事でハイキング気分で子供からお年寄りが
(一緒に登ったブレンダンの奥さんは妊婦です!)気軽に登っていて体力の明らかな違いに
軽い衝撃を受けて正味1時間程で山頂に到着。だけどそこからの眺めはベルファスト市街や
スコットランド方面までが一望出来てとても素晴らしかったです。

山登り後、色々な諸事情で僕だけ軽い引越をしてリチャード家にこの先泊めてもらう事に、
日本で言う3階建てになっており仲間達とシェアして暮らしていて、その最上階の部屋を
用意してもらいました。近くに良いパブが多くナイスなエリアです。

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2008年09月27日

Bug

やりすぎてバグります、このバグ画面はこれで好きだけれども
作っているシステムがCPUに負荷を掛け過ぎなので改良の余地が必要です。
こっちで売っていたLogic Pro本は、なかなか突っ込んだ内容で良いです。

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2008年09月25日

Dublin

ダブリンに日帰り旅行。
こっちに来ている間に一度は訪れたいと思い、平日だけど突発的に決行しました。
ダブリンはアイルランド共和国の首都で北アイルランドのベルファストから行くには
隣の国なので地味にパスポートが必要ですが、ベルファストからバスで南に
片道3時間程で到着します。
昼頃に着いて直ぐ現代美術館等に行き、そのあとギネス。ギネスと言えばダブリン、
ダブリンと言えばギネスというくらいこの黒ビールは凄いです。

ギネス ストアハウスというギネス本社工場内にある見学工場的な博物館があり、
1階から製造工程を見学しながら上がって行き最後に7階最上階の展望バーでダブリン
市街を一望しながらギネスで一杯出来るという夢のような場所でした。
しかもこの見学工場のギネスというブランドの見せ方が非常に素晴らしくほろ酔いで
唸ってしまいました。やはりオリジナルは強いです。
ダブリンは徒歩でも中心部を歩いて充分に探索出来ますが、今回は半日位しか
滞在できなかったので今度はゆっくりと訪れたいです。

Guinness store House BAR in Dublin
[mp3/21sec/112kbps]

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2008年09月24日

LIVE in Belfast

LIVEをする事が決定しました。
中心街のPlaceという雰囲気の良いギャラリーで10/4に行います。
オーディオビジュアルなサウンドスケープをプレイします。
土曜の昼下がりなのでリラックスした感じですが実験的なセットになると思います。

ここ1週間は秋晴れが続き快適な天候です。
今日はタイタニック号が造船された港にあるギャラリーにアートエキシビジョン
を観に行きました。その港から見える向こう岸の山の中腹はかつて
ジョナサン・スウィフトが書いた「ガリバー旅行記」の中に登場する
巨人達がいますが、その山の形から小説のインスピレーションを得たそうです。
確かに倒れた巨人に見えますが、言われなきゃ解りません。凄い想像力です。
先日、家の無いプロの方とも公園で長時間話しましたが、絶対零度の-273度を
発見したのもここの出身者だという事らしいです。(未確認です)その人に
2-3ページに渡る有り難い文章を書いたノートを貰いましたが、まだ解読してません。
毎日色々な事があります。

かなりの濃縮スケジュールなので、突発的な日帰りの小旅行を密かに企んでいます。

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2008年09月22日

OFF

QSSのディレクターであるブレンダンがオーガナイズするギャラリー
のオープニングに出掛けました。ここ数日はスタジオでの製作漬けだったので、
日曜はオフにしてギネスとワインを楽しみます。こっちのみんなとアイリッシュバー
へ飲みに行ったときに「ダブリンの方が美味しいよ」と言ってましたが、
ここも充分に美味しいです。

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2008年09月19日

SARC

SARCに行ってきました。
SARC(Sonic Art Reseach Center )はベルファストのQueen's universityという
大学内にある先端電子音楽のリサーチ機関でmax/mspなどの数々の外部オブジェクトを
出していたりと以前から存在は知っていたので今回一番行きたかった場所でもありました。
案内してもらったPeterはここのPhDとして幾つかの素晴らしいインタラクティブな
作品を作っていて、現在他にも20名程のPhDが在籍して先端電子音楽の研究をしています。

驚いたのがその設備の充実ぶりで、建物自体も大きいのですが内部にある体育館程の
ホールスタジオが特に素晴らしかったです。大小のGENELECのスピーカーが多分3-40台
程立体的に設置されていてprotoolsで制御する具合になっていますが、凄いのは更に
床下にも同じ広さの地下空間が広がっており球面上で完全に音を立体的にシュミレーション
する事が出来る所です。日本でもこれほどの大きなホールで立体音響のシュミレーションが
出来る所は知りませんので、その音を聞いてとても興奮しました。

こういった場所に来ると感じるのは、日本にはこのような先端音楽やクリエィティブ
に関するリサーチ機関等が殆どないという事実で、こういった環境が当然ある欧米は
とても羨ましいです。文化はその土地の環境によって作られるとよく言われますが、
彼らは文化を作る為の環境整備の大切さをとても解っていると思います。

ベルファストは28万人程の都市ですがアートギャラリーやアーティストの数は、
札幌に比べて比較にならないほど多く作品のクオリティーもとても高いです。
地理的に考えても北アイルランドは現在イギリス領土ですが北海道と同じ海に囲まれた
島国でもあり似たような地理環境を持っています。それなので札幌の180万都市の
キャパシティーを考えるとあまりにもクリエイティブやアートに対して都市としての
許容がなさ過ぎる気がしますが、良い流れを実現していく為の充分な可能性を持った
エリアだとも感じているので、今後の多方面のネットワークを連携させた動きが
とても重要になると感じています。


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2008年09月18日

PARK

フラットの物置にあったマウンテンバイクをゲット。
これで行動範囲が一気に広がります。
早速、川沿いのサイクリングロードを通ってORMEAU公園まで
探索してきました。ベルファストは数時間単位でいつ雨が降っても
おかしくない状態になるので雲を読む感覚も必要です。

ORMEAU PARK in Belfast
[mp3/28sec/112kbps]

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2008年09月17日

experiment

BASICパターンの実験中です。

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2008年09月15日

KEYS

フラットやスタジオに入るまで多くの鍵が必要で完全に鍵っ子です。
隣の部屋にいるandrewやgus,richardもナイスガイでベルファストでの
色々な事を教えてもらっています。
製作の方は、まず画像解析からはじめていてArduino等も使ってINPUT部分
のシステムを作っています。音を生成させる為の重要なパートです。

帰りにBBC主催のオーケストラコンサートを観に行きました。
毎年行われているらしく多くの人で賑わっていてとても楽しめました。
フラットには同じ札幌のアーティストのキーボーこと高橋さんと一緒に
住んでいます。彼もレジデンスでこちらに来ていて立体物の美術作品を
来月発表する為に日々製作の毎日を送っています。


BBC- orchestras concert in Belfast
[mp3/1m12sec/112kbps]


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お宝を発見してニヤリとするキーボー
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2008年09月12日

clouds

ベルファストは雲がとても印象的です。
低い雲が早く流れ目まぐるしく天気が変わっていきます。

この2日間で用意してもらったスタジオ+G5に
日本から持ってきた機材をセッティングして製作環境の
準備もほぼ整いました。
早速QSSの周辺を探索がてらフィールドレコーディング
を始めています。

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2008年09月11日

Digital Studios

これから約1ヶ月間QSSのDigital Studioを使用して製作を行います。
フラットから徒歩10分程の中心街にQSSはあり、製作環境としても
とても良い立地です。突然の雨が多いので外の探索に傘は欠かせません。

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2008年09月10日

Belfast arrive

Belfast arrive!
札幌-ソウル-パリと乗り継いでベルファストに到着。
トランジットの為にソウルで1泊したので札幌を発ってから
ベルファストに着くまで48時間掛かりました。
滞在先の家も中心部の落ち着いた場所にあり利便も良さそうです。
気温は12度くらいで小雨が降り続いています。

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2008年09月06日

Pictoplasma

数日後の北アイルランド渡航の準備中です。
そんな中、昨日今日の2日間は大学生の映像制作ワークショップ講師
を石田さんと共に行いまして、その中で新たに音編集のレクチャーも行いました。
全体の企画、構成、製作、スケジューリング等の全ての行程を短期間で行いましたが、
やはり「何を伝えたいのか?」という思いが熱いと作品としても更に意味を帯びてきて
ワークショップをしていても楽しい気分になります。

そしてニューヨークに到着したLepivot畠井さんより現在NYCで開催されている
フェスティバル"Pictoplasma"のカタログが届きました。
音楽を作らせてもらいました"Music on TV"のIDが上映されています。
こういう便りはとても嬉しいです!

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