« 2006年12月 | メインページ/main page | 2007年02月 »

2007年01月31日

under the eaves

雪解けた軒下の音は日常の複雑性を感じさせます。
I feel the daily complexity by under the eaves of sound.
it's like a fractal algorithm,I 'd like to make a electronica
beat using of this rhythm.


under the eaves
(mp3/72sec/80kbps/Sapporo JP)
eq:Roland R-09/44khz/16bit/stereo

DSC06816.JPGDSC06815.JPG

2007年01月29日

ゆとり教育とは何だったのか

retrace your steps.

今思うと小学生のときから学校教育のおかしさに疑問をもっていた
変な少年だった。本来なら外へ可能性を広げる方向に進まないと
いけないのに、学校はその抑制と専門性にのみ特化させて、頭と体を
切り離す感覚しかそこでは味わえなかった。

今、教育再生でゆとり教育が見直されている。これは非常に短絡的な考え
だと思う。本来長い期間での良い影響を考えて、このような方針を出したはず
なのに、その成果の現れない数年でその方向を閉じてしまう。
一体何がしたいんだろう?
目的を持たず、すぐに結果を求めたがる日本的で右習え的な象徴だろうとも
思うし、単純な表面をすくって判断してるだけではないか。
それは簡単にヒエラルキーの一部として組み込まれていくし、また更に精神的
に後進国になっていく。
ある意味、実際の時間と休息の使い方の観点が欧米と違うために日本らしさ
という意味では独創的になるのだが、その感覚は多分ヒューマンではない。

日本の文化は様々な文化の吹きだまる土地だと言われるし、実際そうだと思う。
色々なものを文化輸入して練り込みつくし合理的なものとしてコンパクト
にブラッシュアップしていく。いわば高性能なフィルターの役目しかこの国は持た
なくなりつつある。外に発信も出来ず、それらをブラックホール的なごとく別次元
に葬っていく。

今必要なのは発信する事のできるオシレーターを頭に持てるか、という所だと思う。
だけど今の教育ではそれは難しい。
それは何故か?というところに根本的な問題が潜んでいると思う、それは一つの視点
では考えてはいけないけど、解決策はあると思う。
その一つが、本当のゆとりについて考える事だと思う。
決して「美しい国」を考える事ではない。

だけどこの事を解っている人達が沢山いながらも変化出来ないというのが一番の
ボトルネックかもしれない。

turara
(mp3/64sec/112kbps/Sapporo JP)
eq:Roland R-09/44khz/16bit/stereo

DSC06796.JPG
DSC06804.JPG

2007年01月25日

remix-work

yamaoaka2007-d.jpg
Winter Tone/YAMAOKA[DPCDR-059]
cold(GROK MIX)
spring(GROK MIX)

ベルギーU-COVERやKASUMI、海外で数多くリリースしている
北海道のテクノユニット"YAMAOKA"の先日リリースされた
アルバムでリミックスしております。
発売はドイツのFAX等を扱っている日本のアンビエントや
電子音響の老舗 doppelganger recordsです。


:: BUY ME / 購入 ::

2007年01月18日

see sound by ear

BM5A.jpg


スタジオモニタースピーカのdynaudio BM5Aが到着。
長い間使用して来たYAMAHA NS-10Mに別れを告げて入替え作業も
終了。これからエージングですが高解像度でかなり満足な音質です。

実は未だに人間の耳は全ての構造が解明された器官ではなくて
未知な事が多い人間の感覚器官の一つです。微弱な音から大音量
までカバーできるレンジの広さに加え、人間内部のノイズをカットし
外界のノイズも排除しながら聞きたい音にピントを合わせれる等など
耳内部の構造から脳へ直結する働きまで、様々な行程を経過する精密
な器官です。

音楽を作っている人は作業中は耳で音を見ている。その音の色や形は
実際には目に見えないものだけど、耳で見ているという言葉がその
行為を的確に表現しているのかもしれません。それは僕にとっていつも
多くの新しい課題を与えてくれます。

それと同様に最近は今の消費マーケットにsoundをマッチングさせるには
どうしたらよいか?という事もよく考えます。
物として触ったり持ったりもできなく、目で物事を観たりという価値観の付け方
とも構造が違うところですが、音自体が付加価値をもてるという事は物理的にも
手に取る事のできない現象に対して、どう記憶としてメモリーできるかという所
にあるのではと思います。
要は脳の中に置こうと思わない限り音は物として扱われない。この部分に
サウンド クリエィティブの次の領域が広がるのではないかと思っています。

オーディオビジュアルは正に、その音と映像が魂と体の関係のような象徴でもあり
一体化される事によってさらに具現化され、その一つの方向を持っていると思います。


目に映る日常の記憶と音は密接に共存しています。

++
pingmagでpivotの畠井さんが紹介されています。以前製作したPS3のトレーラー
の話などで少し僕の名前も出してもらっております、有り難うございます。
[pingmag記事]
http://www.pingmag.jp/J/2007/01/17/takeo-hatai-do-the-robot-in-cg

2007年01月08日

Always first steps

冬の穏やかな海の音。
先日用事があって小樽まで出かけた時にあまりにも天気がよかったので
立ち寄りました。この年末年始は今後の自分の事について色々と準備したり
悩み考えていた所だったのでちょうど良い気分転換になりました。
そして去年の手帳を見直していたときにPDCAと書いた言葉を見つける。

Plan/Do/Check/Action
計画、実行、見直し、改善

このサイクルは動いてる時には見失いがちになりますが、どの行動にも当て
はめる事の出来る基本的で重要な言葉だと考えています。
今どの位置を歩んでいるのかや、向かう方向はあっているのか?と立ち
止まった時に不安になる事もありますが、その踏み出す事の出来る自分の
一歩が大切な事であってやり続けていかないといけないと思っています。
今年も色々な人達と協力しながら前進して行きたいです。

sea of Otaru
(mp3/59sec/112kbps/Otaru JP)
eq:Roland R-09/44khz/16bit/stereo

DSC06747.JPG
DSC06757.JPG

2007年01月05日

2007

A HAPPY NEW YEAR!!
年々と正月の雰囲気がしなくなっていく年末年始でしたが
初日の出を見るとやはり身が引き締まります。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

DSC06720.jpg