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2006年12月30日

remain48h

I remember the berlin of Warschwer str.
I liked this station.
Remain 48hours. How did you feel this year for you?

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2006年12月21日

experiment-1

moele200612.jpg

最近は正反対の作業を交互にしている事が多いです。
ミニマルなトラックを制作して、その裏では実験的な事を行っています。
以前から色々と貯めている幾つかのアイデアを、あるプロジェクトにアプローチしたいな
と考えてまして、その過程を色々とやっています。
そんな訳で昨日モエレ沼公園で簡単な音響実験をしたくなり機材片手に行ってきました。

暗騒音と呼ばれる一種の定常波音は日常生活に埋没しながら、ノイズや音楽
音声を認識する狭間のレベルに位置しています。
そんな人間にとって極当たり前な、空気のような存在の音に対してある音を入力
する事により、どれだけ馴染むかという、、、簡単に言えばノイズをどれだけぼかせたら
アンビエントに聞こえるのか?というサウンドスケープ的な実験をしてきた訳です。
殆ど人気がなく、そして残響が多いガラスのピラミッド内でmaxmspで作った複雑に
sine波を掛け合わせるオリジナルパッチを出力しFFTで解析しながら空間に馴染ませる
ミックスをリアルタイムで行いそれを録音しながら進めていきました。

この辺の音響と環境空間の関係性は実はまだあまり手のつけられていない、これからの分野
で、どの音がどのように作用していくのか?というのはまだまだ音楽理論の枠を出ていません。
だからこそとても興味深い分野でもあり、色々な事へ応用できる事柄でもあります。

実験例です。
moelenuma-park
(mp3/1m04sec/112kbps/Sapporo JP)
eq:Roland R-09/44khz/16bit/stereo


DSC06637.JPG
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2006年12月11日

ircam

ポンピドゥーセンターにあるパリ国立音響音楽研究所:通称"ircam"のワークショップ
を受けに先週より東京にいっていました。今回も多くの刺激と色々な人達に会う
事ができまして今後の動きにとても大きく関わっていくと思います。

ワークショップの方はMAX/MSPの他Open MusicやAudioSculptのソフト
も使用し音響解析などから派生する音楽への新しいアプローチや立体音響
などへの幅広い内容で行われ、数日内で詰め込めるだけ詰め込んだ濃い
内容でした。オリジナルティーを考えた場合にどれだけ物事を知っているかという
のも大事なファクターになりますが、自分のアイデアや目標をどう持つかがとても
重要な事であって、それに対してのアプローチやテクノロジーやテクニックに焦点が
合いがちな今日この頃ですが、本質的な部分はそれを用いる本人の思考に全て
委ねられるという事を再確認できたワークショップでもありました。

色々な方に会いたかったのですがタイトだった為連絡出来ずすみませんでした。
そして今回お会いした皆様方色々とありがとうございました!

insector laboのDVDを鑑賞中。格好良いです!!

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2006年12月02日

zaturo

師走な音。
人間の時間に対する感覚は年を取るごと相対的に
一年の長さの感覚がだんだんと短くなっていくという話を
聞いたことがあります。
時間という概念的な枠組みと精神的な枠組みのスピードは
明らかに相違してて、人それぞれの感覚の差が矛盾と
ある種のグルーブを形成していると思う。
そこにある法則を見つけることが出来るとそれはリズムになるが
大きな時間軸上から眺める事が出来たなら体感する音風景
そのものがパルス音なのかもしれない。


Sapporo-station
(mp3/56sec/128kbps/Sapporo JP)
eq:Roland R-09/44khz/16bit/stereo


DSC06591.JPG